『食・息・動・想・眠』

 日本伝承医学では家庭療法として『食・息・動・想・眠(しょく・そく・ど
う・そう・みん)』を提唱しています。食とは食べること、食材や食生活、食
べる時間を見直すこと、息とは息を吸ったり呼いたりという呼吸を指し、動と
は動く事、適度な歩行や運動を指し、体の使い方や動かし方を言います。
想とは、想念の意味で、生き方や考え方、思考、ストレスや心労の持続を指し
ています。眠は睡眠のことで、横たわることが免疫力を高めることにつながる
ということを言います。食・息・動・想・眠は、この5つの条件のどれか一つ
に過不足や間違いが生じても、健康を害するという教えになります。

特に大事なのは最後の「眠」、体を横たえる事と睡眠の重要性になります。
現代人の免疫力の低下の根源には、この横たわる時間と睡眠時間の不足が内在
しています。睡は最もおろそかにされがちですが、病気を回復させるためには、
この横たわる事と睡眠時間、合わせて頭部冷却法を伝えています。


()『食・息・動・想・眠』は以下文献を参照してください。著:有本政治

 

『病気治しの基本~動物に学ぶ』

 『本気で病気を治したいなら横たわる時間と睡眠が最重要となる』

 『家庭療法として推奨する頭と肝臓の局所冷却法は何故必要なのか』

 『つま先立ちと腕立て伏せは何故必要なのか』

  『日本伝承医学の治療と家庭療法のすすめ』

 『ひたい冷却の意味』 

 『人は何故病気になるのか?回復させるためにはどうしたら良いか?』
 

『新型コロナウイルスの予防には生命力と免疫力を高めることが一番肝要 

となる。そのためには日本伝承医学の治療と家庭療法が有効である』

 『頭部冷却法と横たわることの重要性』

  「日本伝承医学家庭療法第1章~第15章