肝臓の病気と肝硬変、そして合併症
物事の真理には正反二面性の原則があります。病気も正の対
応と負の対応の二面からみていくことで本質が見えてきます。
生命の本質は自らの命を最後まで守り抜くことにあります。
そのために生き延びるための対応手段、防衛手段を体は幾重に
も備えているのです。
日本伝承医学では病気や症状を正への対応として捉えています。
【肝臓の働き】
肝臓は摂取した栄養素(糖質・タンパク質・脂質等)を代謝し
てエネルギーに変換したり、体内に入ってきた有害物質(アル
コール・薬剤等)を分解して無害にします。また胆汁の生成、
ホルモンの代謝と分解、免疫作用等、肝臓の働きは多岐に渡り
ます。
肝臓は傷ついても修復する力(再生能力)が非常に高いので、
かなり悪くなるまで気づきにくく「沈黙の臓器」と言われます。
初期の段階では自覚症状はほとんどないのですが、だるさや
疲労感、むくみ、食欲不振、胃のもたれ、気力の低下、情緒
不安等が出たら肝臓機能が低下し始めている証です。
日本伝承医学では毎回肝臓の反応を診ていきます。自覚症状
がなくても体に肝臓の反応が出ている場合が多くみられます。
心の状態より体の反応の方が正直に現れるからです。「体に
貞く(きく)」という古語がありますが、体の声に耳を傾け、
貞くことは大事です。
【肝硬変の症状】
肝硬変はいきなりなるのではなく肝臓の炎症が長く続くこと
で発症します。炎症は、ストレス、ウィルス、アルコール
(
飲酒)、脂肪の蓄積、薬剤等でダメージを受けて傷ついた肝
細胞を修復するために免疫細胞が集まり、炎症物質(サイトカ
イン・ヒスタミン等)を放出することで起こります。
慢性的炎症が続くと肝細胞は破壊と再生を繰り返しながら徐々
に壊れていきます。体は壊れた細胞を修復するために固い線
(主にコラーゲン)を蓄積させます。線維は固い組織で、壊
れた部位を固めて修復するセメントのような働きをします。
この線維化は本来修復のために必要な対応ですが、何度も繰
り返されると補修材であるはずのコラーゲン等が修復過程で
増えすぎて、固まってしまいます。道路を補修するためのセメ
ントを何度もやりすぎるとボコボコの道になり通れなくなるの
と同じです。線維化を繰り返すと血流が阻害され肝臓が固まり
容積が小さくなり機能低下してしまうのです。この状態を肝硬
変と言います。命に関わる合併症を併発する重症疾患と言えま
(肝性脳症・食道胃静脈瘤、腹水、肝臓癌等)
肝硬変まで進行してしまうと元の状態に戻すのが難しくなり
ます。故に肝臓の病気ほど初期の段階で見誤った処置をしな
いように気をつけます。肝臓の炎症は薬剤等で封じ込めては
なりません。炎症は病状を治すために起きている必要対応手
段なので、封じ込めると熱が深部にこもり炎症は慢性化します。
日本伝承医学は肝心要(かんじんかなめ)の医学と言われるよ
うに肝臓(胆のう)と心臓を中心に学技が構築されています。
肝胆の叩打法は肝炎(肝臓の炎症)を治せる世界唯一の治療法
として、古来より日本の地に伝承されてきました。
この肝炎の治療法は、まだ医療がなかった時代から、日本人が
肝硬変や肝臓の病状に用いてきた技法になります。
家庭療法としては生活習慣(食・息・動・想・眠)を見直して
いくことが大事です。毎日の肝臓の局所冷却法は必須です。
ストレスを極力軽減するために、思考法を変える努力をしま
す。周りの人間を変えようとするのではなく、自分の考え方
をマイナスからプラス思考に切り替えます。今おかれている
環境がストレスになっている場合は万難排して環境を変えま
す。アルコールの量は減らします。アルコールは肝臓に多大
な負担をかけるので目標は止めることです。
食事()・呼吸()・歩行()・思考()・睡眠()の意
識改善をします。
病気は正の対応と言えども、初期の段階での警告サインを無
視してしまうととり返しがつかないことになります。何ごと
も警告サインが発令された時点で事態を真摯に受け止めるよ
うにしていきます。
 ≪参考文献≫ 「食・息・動・想・眠
【肝臓の病気】
 肝臓の病気に共通していることは、どの病状も肝臓に炎症が
起きて長期化しているということです。炎症が何度も繰り返さ
れると組織が固くなり肝臓が本来の正常な働きを失っていきま
す。治すために起こしている炎症を初期の段階で薬剤等で封じ
込める処置をすると、体は熱の排出先を失い深部にこもるよう
になり、より深刻な病状へと移行していきます。病気や症状を
正の対応という視点を持つと、その病状の本質がおのずとみえ
てくるのです。
※次項では肝臓の病気を記していきます。以下の症状がみられ
たら肝臓の機能が低下しているという認識をもつようにして下
さい。
≪低血糖~一時的血糖値上昇≫
 肝臓の働きのひとつに血糖値を調整する役割があります。
余った糖分は蓄えられ、空腹時や体調が悪いときにその糖分を
使い、血糖が下がりすぎないように体を維持しています。
ところが肝臓機能が低下すると血糖の調整ができなくなり低
血糖を起こしやすくなります。低血糖になると脳に糖(エネル
ギー)が送られなくなるので思考が滞り、意識を失ったり、
震えやけいれんが起きます。糖は唯一の脳のエネルギー源だ
からです。
体は糖代謝の低下を速やかに補うために一時的に血糖値を上
げます。「糖は脳を養う」と言われるように、低血糖になる
と脳が養われなくなり命に危険が及ぶので、命を守るために
血糖値を跳ね上げるのです。糖質(甘い物)を控えすぎると危
険であるということです。
※高血糖は慢性症状で長期に及びますが、低血糖は急性症状で
命に直結します。血糖値が急激に下がると失神やけいれん、
意識障害、昏睡状態に陥ることがあります。甘いものを極端
に控えてしまうと記憶力が低下したり、意識がもうろうとした
りぼうっとするのは、急速に血糖が下がり始めているからです。
甘味は脳を養うために絶対的に必要なエネルギー源なのです。
  ≪参考文献≫ 「血糖値を捉えなおす
≪浮腫≫
肝臓には血液中のたんぱく質(アルブミン等)を作る働きがあ
ります。たんぱく質は血管の中に水分(血漿)を保つ役目があ
ります。肝臓機能が低下すると、たんぱく質が作られなくな
(たんぱく質代謝低下)、血管の外に水分が漏れやすくなり
ます。血管内の水分である血漿(けっしょう)は血管の内外を
出たり入ったりしています。体の全細胞に酸素や栄養や水分
を送ったり、老廃物を回収するためです。
たんぱく質であるアルブミンには血管の外に出ようとする水
分を戻す力があります。しかし肝機能低下でアルブミンが低
下してしまうと、水分を血管内に戻せなくなり血管外の組織
(皮膚下の組織)に水分がたまっていきます。そのため足がむ
くんだり顔が腫れぼったくなる浮腫(ふしゅ)という症状が起
こります。
いわゆるむくみのことです。浮腫は血管に圧をかけ、
血管内の血液の流れを早める対応ですが、圧がかかりすぎると
組織壊死を起こすことがあります。
※夕方になると足がパンパンになる、靴下の跡が残る、指で押
すとへこみがなかなか戻らない等のこうした症状は浮腫になり
ます。むくむと水分の取りすぎと思い、水を飲むのを減らす方
がいますがこれは逆で、水を控えると代謝が悪くなり、ます
ます肝臓機能は低下して浮腫が強まります。浮腫は水のとり
すぎではなく、肝臓の機能低下で水を動かす力が弱っている
状態になります。
つま先立ちや歩行で筋肉の低下を補うことも大事です。筋ポ
ンプ作用が弱まると水分代謝が悪くなりむくみやすくなるから
です。
≪腹水/腹膜炎≫
 血管の外に出た水分がおなかにたまった状態を腹水(ふくす
)と言い、肝硬変がかなり進行した状態になります。腹水は
細菌を殺す力が非常に弱く、一度細菌が入り込むと増殖しや
すいため、特発性細菌性腹膜炎を発症する場合があります。
腹腔に腹水がたまるとおなかが張るので苦しくなります。
横隔膜が押し上げられ、胸腔が狭くなり息苦しさや呼吸困難
に陥ります。しかし腹水には水をためることで腸全体の熱を
冷まし腹膜炎(腹膜の炎症)を防ぐという正の対応があります。
腹膜炎は強い腹痛と発熱でショック状態に陥ることがある緊
急疾患になります。腹水の水を抜いてしまうと体はさらなる
対応をとっていくのです。
≪胆のう炎/胆管炎≫
胆汁(たんじゅう)は肝臓で作られ胆のうに蓄えられ腸へ流れ
ます。肝臓が固くなり機能低下すると胆汁の流れが滞り、胆
のうに炎症を起こす胆のう炎や胆管に炎症を起こす胆管炎を
発症することがあります。これらの症状は発熱や腹痛、黄疸
(おうだん)を伴います。
胆汁には漢方薬と同じように抗炎症作用があります。「良薬
口に苦し」(りょうやくくちににがし)と言うように苦い成分
の胆汁と漢方薬には、血液の熱を除去し炎症を抑える働きが
あるのです。
日本伝承医学では胆汁の分泌を促進する操法を用いて胆汁の
分泌を促がし、肝臓(胆のう)機能の低下を改善していきます。
≪参考文献≫ 「胆のうを捉えなおす
≪手掌紅斑≫
手掌紅斑(しゅしょうこうはん)は手のひらが赤くなり触ると
温かく感じます。
肝臓には体内で不要になったホルモンを分
解して量を調整する働きがありますが、機能低下するとこの
分解がうまくできなくなります。エストロゲンの代謝が低下
してたまりやすくなり血管を広げる作用が強く出てしまいま
す。そのため皮下の血液量が増えて手のひらが赤くなります。
エストロゲンには筋肉をゆるめ血管を広げる作用があるから
です。
 また手のひらが赤くなるのは脳内の熱のこもりを意味しま
す。脳内に炎症が起きているので就寝時には氷枕での局所冷
却を日課として行ないます。
※エストロゲンには生殖機能を支える働きがあります。これ
は女性だけのホルモンではなく男性にもあります。女性の方
が数倍多いのですが、閉経後の女性は男性とほぼ同じ量にな
ります。エストロゲンは骨や脳の維持にも関わる重要なホル
モンになります。
肝臓機能が低下するとエストロゲンは分解されずにたまるよ
うになります。ホルモンは本来役目を終えたら分解されて体
外へ排出されなければなりません。それが分解されずにたまる
と手掌紅斑という症状だけではなく血管や血液、脳、骨、皮
膚等の体の全組織のバランスが崩れてしまいます。
 ≪参考文献≫「日本伝承医学の後頭擦過法
≪雲状血管腫≫
雲状血管腫(うんじょうけっかんしゅ)は肝臓の働きが低下し
たときに皮膚に雲のような赤い模様が現れる症状を言います。
手掌紅斑は手のひらに現われるのに対して雲状血管腫は胸や
首、顔などに現われます。小さなぶつぶつが点々と出たり、
クモの巣のように広がって出ることもあります。このような
症状が現れたら肝臓機能が弱っているということです。
≪肝性脳症≫
肝硬変の合併症状として起こることが多い病状です。肝性脳
症とは、肝臓の解毒機能が低下することで、有害物質(アンモ
ニア等)が脳にまわり、意識障害を起こします。これは体を横
たわらせ脳への血流を確保するための対応と警告サインになり
ますが、倒れた時に頭を打ったり昏睡状態に陥ることもあります。
≪門脈亢進症/食道胃静脈瘤/脾腫≫
肝臓に血液を送る大きな血管を門脈(もんみゃく)と言います。
肝硬変や重度の肝臓障害で肝臓が固くなると血液が肝臓を通り
にくくなり門脈の圧力が上昇します。また肝臓機能の低下によ
り胆汁不足になると、これを補うために胆汁の主要成分である
胆汁酸を早く肝臓まで戻そうとします。この対応として門脈内
の圧力を高め門脈の流れを早める対応をとります。この対応が
門脈圧亢進症となります。
門脈は肝臓だけでなく食道や胃ともつながっているので、食
道や胃の静脈内の流れも停滞します。一度溜めて一気に流す
対応をとるために食道や胃に静脈瘤を形成します(食道胃静脈瘤)
食道胃静脈瘤は肝硬変の合併症の中でも重症で、破裂して多量
出血すると死に至ることもあります。
また門脈は脾静脈ともつながっているので脾臓にも影響を及
ぼします。肝臓の解毒機能の低下は血液の質を低下させ、古
い赤血球を分解する脾臓に大きな負担をかけます。低下した
機能を元に戻すために脾臓に炎症を起こします(脾腫)。脾腫
を起こすことで脾臓の炎症を外部にすてる対応をとるのです。
※体内の熱(炎症)をすてる段階的対応は、皮膚病、オデキ、
組織の炎症、体内水腫、内部腫瘍という順になります。次の
対応が容量縮小、硬化、最終対応ががん化(負の生命力発現)
と考えられます。
≪参考文献≫ 『がんをとらえなおす』著:有本政治
【病態の変化の視点が重要】
肝臓に熱を発生させるためには、肝臓に大量の血液を集める
必要があります。悪い所を修復するためには命の源(みなもと)
である新鮮な血液が必要になるからです。大量の血液が集まる
ことで充血、炎症、肥大、腫れが一時的に起こりますが、肝
臓機能が修復すればこれらの症状は消失します。しかし薬剤
等で人為的に封じ込める処置を続けてしまうと、肝臓の炎症
(肝炎)は回復しないばかりか慢性化してしまいます。慢性的
な肝臓の炎症(慢性肝炎)は時間の経過と共に他の臓器(特に
脾臓と腎臓)に悪影響を及ぼします。
慢性肝炎は肝臓の解毒機能を低下させ血液中に老廃物や有害
物質(毒素)を蓄積させます(血液の質の低下)。これは古い赤
血球の分解を担う脾臓に大きな負担をかけるので脾臓の機能
を低下させます。さらに血液の質の低下は血液の濾過再生装
置である腎臓にも大きな負担をかけるため腎臓機能も低下し
ます。
このように肝炎の慢性化は低下した脾臓と腎臓を回復させる
ために、脾臓と腎臓に大量の血液を導入させるのです。この
状態が全身の血液の配分を乱し、肝臓に血液が集まらなくな
るのです。
この病態の変化は腹診にはっきりと現れます。肝臓に炎症が
あると右の季肋部(きろくぶ)に硬さと詰まり感、膨満感(
脇苦満)が現れます。しかし肝硬変に移行すると、この胸脇
苦満(きょうきょうくまん)は消えて、右季肋部に手を差し込
んでも肝臓の腫れと肥大は消失しているのです。漢方医学で
はこれを実証(炎症)から虚証(虚血)への変化として捉えてい
ます。この病態の変化が肝硬変への移行となります。肝炎とい
う肝臓の充血、炎症、腫れの病態から、逆に肝臓に血液が集
められない肝臓の虚血(血液不足)状態に病態が変化したした
ことが肝硬変発症の起点となっていくのです。
≪参考文献≫ 「日本伝承医学と漢方医学との関連性
【肝臓の虚血が肝硬変の要因】
人体の内臓の中で中身の詰まった血液を固めたような最大の
臓器である肝臓(レバー)は、正常の時でも大量の血液が貯蔵
されています。全血液量の約4分の1が常に肝臓に集められて
いるのです。つまり脳と同様に大量の新鮮な血液を必要とす
る臓器になります。この血液が固まった様な臓器に血液不足
が起こると正常な肝臓の機能が発現できなくなります。
そこで肝臓の容量を小さくすることで、少ない血液でも機能
を維持できる態勢をとっていきます。また少ない血液を肝臓
の隅々まで早く循環させる対応として、肝臓自体を硬く縮め
ることで肝臓内の内圧を高めて血液の循環を守る手段を講じ
ます。これが肝硬変の本質であり生きている体のとる対応に
なります。肝臓自体の容積を縮め組織を固めることで、肝臓
の血液循環と配分を守り、機能を低下させてでも最低限の働
きを維持し、最後まで命を守る対応をとっていくのです。
(参照)脳の虚血を補う対応として脳の容量を小さくし、脳全
体を固めることで脳圧を高め脳内の血液循環を守る対応に
アルツハイマー型認知症があります。
【日本伝承医学の治療】
 日本伝承医学の治療は骨髄に作用させることで、造血力と
細胞新生力を高め、生命力と免疫力を向上させます。全身の
血液の循環・配分・質の乱れを改善するために肝臓、心臓、
脾臓、腎臓の調整法を用います。肝硬変に関わる心臓、脾臓、
腎臓の機能回復を総合的に行なう必要があるからです。
 肝硬変は肝臓の慢性的炎症(肝炎)に起因します。肝臓に炎
症を起こし分子運動を活発化させて機能回復を図っています。
肝炎に限らず病気のほとんどは何々炎という病名がつきます。
病気を治すためにはこの炎症の熱をいかに体外へすてるかが
命題なのです。
 肝臓の虚血(血液不足)が改善されてくると、回復の過程で
一時的に炎症反応や腫瘍マーカーの数値が上がることがあり
ます。これは回復過程における一時的な必要な対応手段にな
ります。
 肝臓は人体中細胞新生が最も早く、約2ヶ月で肝臓の細胞が
生まれ変わる再生力(回復力)が高い臓器です。ところが長期
に及ぶストレス、飲酒、ウィルス性肝炎、脂肪肝の進行等の
強いダメージを受けると再生力が追いつかなくなります。
酷使し続けると限界にきてしまうのです。大事に至る前に
食・息・動・想・眠』の生活習慣の見直しは急務です。
炎症を除去するために家庭療法としての肝臓の局所冷却法は
大切です。
※文中の参考文献は日本伝承医学主幹有本政治著になります。
 ≪参考文献≫『がんを捉えなおす』 著:有本政治
          日本伝承医学の家庭療法
      
食・息・動・想・眠 / 頭と肝臓の局所冷却法
       『真の健康法とは
肝臓の血液検査表の見方≫
 肝臓の機能(肝機能)が低下すると初期の段階でAST(GOT)
ALT(GPT)、γ-GTPALPの数値に異常が見られます。
Alb(アルブミン)PT(ピロトビン時間)T-Bil(総ビリル
ビン)は肝臓の症状の進行具合をみます。
 肝細胞が壊れ始めるとASTは上昇します。ALTは初期の段階
でも早く上昇し、数値に現われるのでALTが上昇した段階で
要注意です。γ-GTPは生活習慣を見直すための数値です。
飲酒量が多いと上がります。油っぽい物(揚げ物、炒め物、
麺類、中華料理等)の食事が続くとすぐに上がります。
ALPは胆管障害、胆汁の分泌不足等で上がります。
 Alb(アルブミン)は肝臓で作られるたんぱくで低下すると、
肝機能が低下し始めたというサインになります。PT(ピロト
ビン時間)が低下すると血液を固める力が弱くなったことを
あらわし、肝機能が低下していることを意味します。
※数値が高い時は(H)high、低いときは(L)lowと記載されます。
血液検査表でHLの数が多いのは、血液の質が著しく低下し
ている状態をさします。血液検査表でRBC(赤血球)の数値をみ
ることも大事です。RBC(L)の場合は赤血球が少なく貧血に
なっています。造血力が低下している状態なので、RBCの数値
が低いと慢性肝炎やあらゆる病状は治りにくくなります。