日本伝承医学治療後の血液検査の推移

(H)は数値が高いことを意味し、(L)は数値が低いことを意味します。この(H)
 (L)ができるだけ少ない方が正常と言えます。日本伝承医学の治療は、骨髄機能
 を高めていくことを主体として技術が構築され、血液の質・循環・配分を正常に
 復することができるので受診前と通院後では血液検査表の数値が変動していきます。
 がんや血液の病気等、症状が重篤になればなるほど著効を示します。

◇リウマチ 48歳男性  薬服用無(2回受診)
18個項目の(H)(L)の異常値が1年後に3項目になりました。

◇肺がん  65歳女性  薬服用無/抗がん剤治療無
初診時のデーターと半年後のデーターの比較(2回受診)
5項目の異常値が半年間で改善されました。日本伝承医学の食事療法のもと、
低栄養状態(アルブミン低下)が改善されました。

アルブミン・・・3.8(L)4.5(正常値)
  主に肝臓で作られるたんぱく質で肝臓障害の指標になります。
  栄養状態指標で低い場合(L)は栄養がかたよって良くないことを示します。
  低栄養の為、代謝や内分泌のバランスが崩れ免疫力が低下しています。

GLU(血糖値)・・・121(H)106(正常値)
  血液中に含まれるブドウ糖の濃度になります。血液中の糖が多いと(H)血管
   壁が崩れやすくなったり血管が詰まったりします。

尿素窒素・・・・25(H)13(正常値)
  血液中の尿素に含まれる窒素成分になります。腎臓機能が低下すると濾過
  できないで血液中に残るため数値が高く(H)なります。

eGFR(推算糸球体濾過量)・・・0.18(H)0.12(正常値)
   腎臓機能が今どれくらいあるかを調べる値になります。

CEA(腫瘍マーカー)・・・1.60.9
    がんの存在を示す腫瘍マーカーのひとつになります。がんが発生すると
  特殊なたんぱく質、酵素、ホルモン等を作り出しCEAの数値が高くなります。

※日本伝承医学では家庭療法として『食・息・動・想・眠』と、アイスバッグと
氷枕を使用した『局所冷却法(頭部と肝臓の局所冷却)の指導をしています。
病気や症状は免疫力と生命力が低下したときに発症していきます。低下した免疫力
をとり戻すためには、局所冷却により脳内温度を下げ、横たわる時間をできるだけ
多くとることが特に重要となります。