人体は、いきなり重大な病を発生させるわけではありま
せん。何段階もの過程を経て、脳梗塞、脳出血、くも膜下
出血等に移行していきます。頭痛は、その第二段階に相当
し、次にめまい、次に脳出血という段階に移行します。頭
痛は重大な警告サインであり、局所的な問題で対処できる
ものではありません。全身の血液の循環と配分を修正する
ことで、その改善を図ることが可能です。
 日本伝承医学の技術は、以上の認識に元づき全身の血液
の循環と配分を修正する技法を構築しています。血液の循
環と配分を乱す本態的な要因としての心臓ポンプ機能の低
下、肝臓の充血をすみやかに改善できる技術なのです。
三指半操法、リモコン操法で人体の電気の流れと血液の循
環を瞬時に変え、心臓調整法で、脳内及び全身の血液の循
環を変えていきます。眼圧調整法、頭蓋骨操法で直接的に
脳内の圧力調整と頭蓋骨の微妙な動きを調整します。さら
に脳、肝臓冷却法を加えることで、全身の血液の循環・配
分を乱している要因をすべて除去できる技術として的を得
た治療法となっているのです。

頭に生じる痛み

人の体のナゼとワケ〜頭痛はなぜ起こるのか?その本質とは

目次へもどる