また、胆汁は腸の機能保全には欠かせないものであり、
胆汁の
分泌が低下すると、便の生成にも大きく影響し
てきます。胆汁が出なくなると臭い黒緑色のタール状
の便が出たり、便秘や下痢を交互に繰り返していきます。
そして過敏性大腸炎、大腸ポリープなどを引き起こし、
最終的には大腸がんへと移行していく場合もあります。

 病気や症状の始まりには、体内の熱と炎症が必ず存
在しています。この内熱や炎症を取り去り、体を回復
させてくれる大切な役割を果たしているのが胆汁になり
ます。     次のページへ