日本伝承医学のめまいの治療
 
 めまいは脳内に虚血(血液不足)が起きる事で発症します。
根底には免疫力、生命力の低下があります。つまり心臓、肝臓
等の肝心要(かんじんかなめ)の弱りが存在しているのです。
 日本伝承医学ではまず基本操法で身体のねじれのゆがみを
とり去ります。
ねじれのゆがみがとれると脳脊髄液が還流するので脳内環境を
良くする事ができます。また心臓調整法、肝胆のたたき操法で、
低下した心臓、肝臓機能を高めていき、脳内の虚血を改善しま
す。めまいは局所だけでみるのではなく、このように内臓との
関連の中で捉えていくことが大事です。
 日本伝承医学の治療は、血液の再生周期に合わせて2週間に
1度のペースとなりますが、めまいの症状の場合は1週間~10
のペースでの治療となります。
 人間の体はストレス(不安・悩み・心配事・いやな出来事等)
を受けると、瞬時に肝臓が充血して血液の循環・配分・質が悪
くなります。肝臓が充血すると脳へ血液を正常に送ることがで
きなくなり、脳内に虚血をまねき、めまいを発症させやすくな
ります。めまいが起きない様にするためには、できるだけスト
レスを受けないように日々過ごしていく必要があります。いや
なことがあると一瞬で肝臓は充血し、血液の循環が阻害される
ので、めまいだけではなく様々な病気を引き起こしてしまいま
す。人間の体は若いうちはストレスに抗する力が強いのですが、
40歳代からストレスに弱くなります。ストレスが健康を害する
ということをまずは認識することです。
 「前庭神経炎によるめまい」「めまいの時の対処法」、
「めまいを起こさないようにするためには」等、めまいについ
ての詳細は日本伝承医学のホームページ、めまいの項に記載さ
れています。


【めまいの時の冷却法】
 就寝時には氷枕で後頭部の冷却を毎日行なうようにします。
夜間にしっかり氷枕で冷却することにより、脳温がさがり脳内
の炎症を防ぐ事ができます。合わせて首筋やひたい、肝臓の局
所冷却も行なっていきます。

 冷却は初診時に指導しますのでホームページをみただけで
行なわない様にして下さい。
(参)「めまいの真の意味」 著:有本政治