例えば、頭痛の発生要因は、脳の一過性の虚血(血液不
足)によってひきおこされる場合がほとんどです。
この状態の持続は、めまいや脳出血という重大な病に移行
する前駆症状であります。肩こりや腰痛は、命に別状がな
いと安易に考えているかたがほとんどの状況ですが、実は
肩こり、腰痛は重篤な病が発生する第一段階の警告サイン
であり、この段階での適切な処置を行うことが大切です。
 日本伝承医学では三指半、リモコン操法によって電気を
発生させ、「ゆり、ふり」によって固くなった椎間板に動
きを生起させていきます。椎間板は全脊柱の4分の1を占め、
体液から栄養・物質・エネルギー・情報を取り入れる重要
な組織です。この椎間板が硬化するとショック吸収装置と
しての働きを失い、椎間板ヘルニア、腰椎分離症を引き起
こす要因につながります。

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