パーキンソン病とパーキンソン症候群の本質  2018.12.6.有本政治

パーキンソン病とパーキンソン症候群は別の病気として分類されています。両者は
症状が重なるため、この病気の発見者であるジェームス・パーキンソンの名前が記
されています。どちらも脳神経細胞間の伝達の役割を担う神経伝達物質のドーパミ
ンの生成不足で発症すると言われています。現代医学では、何故ドーパミンに過不
足が生じるのかは究明せずに、ドーパミンの投与だけに終始しているのが現状です
が、これでは根本的改善にはなりません。

パーキンソンの代表的な症状には手足の震戦、筋固縮、小刻み歩行、姿勢反射障
害等があります。
ドーパミン剤投与で薬がある程度効き、MRIやCT検査で脳そのものに異常が無い
場合がパーキンソン病と認定されます。ドーパミン製剤の投与で一時的に効果が出
たように思われますが、投与を止めればすぐに再発してしまいます。
逆にパーキンソン症候群では、薬があまり効かず、画像検査で脳の萎縮などの異
常が見られます。つまりパーキンソン症候群の方は、アルツハイマー型の脳の萎縮
を伴う症状という事になります。現代医学では、どちらも原因不明の難病とされ、神経
難病の中でも罹患率が高く、最近ますます増加傾向にあります。


『なぜドーパミンが不足するのか』

神経伝達物質のドーパミンの原基となる物は副腎髄質で作られ、脳に運ばれます。
そして脳幹部で生成され脳で使用されます。ドーパミンを含む脳内の神経伝達物質
は100種類位と言われていますが、その相互の関連性は解明されていません。
脳の機能を、人間は未だ5%位しか使っていないと言われており、宇宙の神秘と同
じ位未知なる領域になります。

パーキンソン症状の人は、降圧剤を長期に渡り服用していた人に多くみられます。
元来血圧は、年齢プラス90あっていいと言われています。(60歳ならば150あっても
可)。血圧とは「血液を流す力」(押し出す力)のことであり、高齢になるに従って、心臓
の吹き出しが弱まり、血液を押し出す力を上げないと、全身に血液を回せなくなるか
ら、数値は高くなってもいいのです。しかし2000年位から血圧の定義が年々下がって
いき、高齢者も若者も同じ条件で平均値が計測されてきたことに大きな矛盾があります。

パーキンソン症状が発症する年代が50歳位から急激に増えているのは、病院で定義
の上限数値から外れた人は、高血圧と診断されて、降圧剤を服用しているからです。
血液を流す力(血圧)を高めて心臓の吹き出しを守り、脳への血流を促がしているのに、
これを薬で無理やり下げてしまうから、体は震えや硬直を引き起こしていくのです。
本来高くなければいけない血圧を下げてしまうから、手足を震わせ血液を流そうと体
は働くのです。

ドーパミンは心拍を押し出す時に分泌される脳内物質になります。降圧剤は、心臓
の打ち出す力を弱くして血圧を低くする薬の為、服用し続けると、心拍回数が減り、
ドーパミンの分泌を抑制します。
また降圧剤は血液を流す力(血圧)を下げるため、脳内に十分な栄養と酸素が行き
わたらなくなるためドーパミンを減少させるだけではなく、脳が萎縮し、脳が老化し認
知症のような症状を引き起こしやすくなります。

『頭部冷却の必要性』

ドーパミンの減少は脳の中枢の中にある黒質と呼ばれる部分で起こります。脳内に
熱を帯び脳温(脳内温度)が上がると、黒質の中のドーパミン神経細胞が変性して
はがれ落ち、その部分に異常なたんぱく質が集まります。異常なたんぱく質が集まっ
た所は、MRI(磁気共鳴画像)で白く映ります。

脳温が上がるということは脳が蒸されているということです。生卵を温めると、透明
な白身の部分が徐々に固まって白くなっていくのと同じ現象が、ドーパミンの減少した
脳内に起こっているのです。脳は熱に最も弱いのです。

日本伝承医学では日課として就寝時に氷枕で後頭部の冷却を推奨しています。
就寝時に頭部冷却をすることによって、一日の疲れやストレスにより脳内の熱のこもり
を除去することができます。パーキンソン症状を未然に防ぐためには、日々の頭部
冷却は大事です(脳温とストレスの関係は後述)。


『脳内の全ての生命活動は単に神経伝達物質だけで達成しているわけではない』

脳細胞は脳全体で千数百億個以上あると言われており、その全ては電気信号で
つながっています。その神経細胞同士の伝達に関与しているのがドーパミンを含
む神経伝達物質になります。さらに脳内ホルモンも神経細胞同士の伝達に関与し
壮大なネットワークを形成しています。これを全体的に機能させるためには、神経
伝達物質だけでなく、脳全体の血液の循環・配分・質(赤血球の連鎖)、脳脊髄液の
還流、および脳全体のエネルギー面や情報面を含めた全体的な捉え方が必要に
なります。現代医学ではこのような統合的な視点をもたないで、単に脳の神経伝達
物質の一種であるドーパミンだけに原因を求める捉え方に問題があります。

神経伝達物質を含めた脳内で生成される物質の全ては、その前駆体となる物質が
肝臓、副腎、腸で生成され、血液や脳脊髄液を介して脳へ運ばれこれを原料に脳内
で生成されるという機序をもっています。神経伝達物質のセロトニンはその90~95%
が小腸で作られて、脳に運ばれます。そして使用後の物質は肝臓に還って分解され
るという行程をもっています。

つまり脳内の症状は、脳だけの問題ではなく内臓を含め、脳自体を養っている全身
の血液の循環・配分・質や脳脊髄液の還流を含めた総合的な捉え方が必要になり
ます。しかし現状では脳だけに限定した問題として扱われ、単に物質面のみの追求
で原因究明が図られ、パーキンソン病の治療にはドーパミン投与以外に有効な手立
てが無いのが実状です。


『全ての生命活動は、生命の仕組みとしての三態となる「物質」「エネルギー」
 「情報」があって成立する』

脳内を含めた全ての生命活動は、最低限この要素が無いと生命活動ができない
“仕組み”というものが存在します。その仕組みとは、この物質がないと存在できな
いという、ある「物質」と、それを動かす「エネルギー」と、それらを制御するための
「情報」の三態になります。

人体に当てはめれば、生命物質として一番必要な物質は命の源(みなもと)と言われ
る「血液」であり、動かすエネルギーは「電気」であり、情報である受容、伝達、処理、
反応に関与しているのは「磁気」になります。

さらにこの仕組みを脳内に当てはめてみます。脳細胞を生かしているのは、血液や
脳脊髄液であり、その中に神経伝達物質や脳内ホルモンを含めた物質が含有され
ています。そして脳内のエネルギーは“脳波”に代表されるように電気であり、情報
(受容、伝達、処理、反応)の大元は微弱な磁気となります。脳内の松果体(しょうか
たい)は微弱な磁気に反応すると言われています。

泥酔状態で、どう帰ってきたか記憶がないのに、きちんと家へたどりつきます。
また認知症の人が、生まれ育った故郷へ帰ろうする習性があります。これはツバメ
や鮭の帰巣と同じで、人間にも超微弱な磁気を脳が察知して達成している証しです。
このように生命活動の仕組みに照らし合わせ、脳内の症状を捉えていくことが必要
です。


『パーキンソンの症状にはどのような意味があるのか』

症状を単に物質面だけで捉え、薬で封じ込める処置を継続する事は、副作用が伴
うだけではなく、症状をより深刻な状態に進行させてしまいます。外部からの脳内
物質の投与は、脳内物質のバランスを乱し、自己調整能力を失い、自律神経を失
調させていきます。

パーキンソン病の初期症状としての手足の震えを悪い症状として、初期段階で封じ
込める処置をすると、脳への血液供給を阻害し、ますます脳の虚血(血液不足)を
生起させ、次の段階へと症状を進行させてしまいます。
手足の震えを起こして、脳に血液を送り込み、脳の虚血(血液不足)を補う対応をとっ
ているのに、それを薬で封じ込めてしまうと、次に筋固縮(筋強剛)を引き起こし、筋
をこわばらせて固めていきます。筋肉の力が抜けないため、体に抵抗感、違和感を
感じます。

これは筋固縮を引き起こすことで、一気に心拍数を上げ、脳への血流を促がしてい
る対応になります。筋固縮が起きると僧帽筋(そうぼうきん)に刺激が入り、心臓機能
が上がります。僧帽筋が、脳と心臓へ血流を促す要(かなめ)の筋となっているから
です。驚いた時や恐怖を感じた時に手足が固まって硬直すると、僧帽筋にスイッチが
入り、心臓機能が上がるのと同じ原理になります。

パーキンソンの症状特有の小刻み歩行にも大切な意味があります。大股で歩行を
しようとしても、体を支える筋力が低下しているため、片足に体重がうまく乗せられず
不安定になるために、倒れないように足を逆ハの字にしてチョコチョコ体重移動しな
がら歩きます。と同時に、小刻みに歩くことによって、足からの振動数を増やし、脳へ
の骨伝導を活発にし、心臓のポンプ力を高め、心臓の拍動数(心拍数)を上げていき
ます。大股より小股で歩く方が振動回数が増えるため、血液と脳脊髄液が速やかに
還流できるのです。

姿勢反射障害と言われるバランス機能障害は、上記の小刻み歩行をさせるために
発症します。姿勢反射障害が起きると、傾いた時に重心がうまくとれなくなるので倒
れやすくなります。転倒を防ぐために大股ではなく、小刻み歩行をとるようにさせて
いるのです。

このように生きている体の起こす反応には全て意味があります。その意味とは、
体をより悪くなる方向にもっていったり、ましてや死を早めるために起こしているの
ではありません。逆に最後まで命を守るために対応しているのです。


『なぜ手足や体を震わせるのか』

パーキンソン症状の初期症状には手足の震えがあります。この症状が表われた時
は血流が悪く、心臓に弱りがきています。脳への血流が悪く、脳が虚血状態になって
います。手足に震えやしびれがあるときは、止めようとするのではなく、自分でさらに
手足をぶるぶる震わせることです。また、ぴょんぴょんジャンプし、脳脊髄液を還流
させます。こうすることで、脳内への血流を確保することができるので、震えはおさまっ
ていきます。

癲癇(てんかん)発作も同様の原理になります。癲癇発作時に手足や全身を激しく
痙攣させる行為は、決して悪い反応ではなくて、脳へ血液を送り込むための必要対
応になります。激しく痙攣させることで、血流を促がし、脳と脊髄を養っている脳脊髄
液を一生懸命還流させようとしているのです。ですから止めてはいけません。癲癇が
起きているときは、周りにいる人が、体をより大きく震戦させてあげる事です。
何人か周りにいる場合は、手足をもって大きく震わせてあげる事です。


『ドーパミンの分泌を不足させるには不足させる意味がある』

これまで解説してきました様に、生きている体の起こす反応には意味があります。
体をより悪くなる方向にもっていったり、ましてや死を早める方向に導く事は断じて
ありません。逆に何かを元に戻し、命を守るために必要な一時的な対応として発生
させています。

脳内の三大神経伝達物質(ドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリン)といわれ、重
要な役割を果たすドーパミンを不足させるにはそうせざるを得ない理由があるから
です。より守らなければならない優先事態があるからなのです。

三大神経伝達物質の中で、セロトニンは抑制作用があり、ドーパミンとノルアドレナ
リンは興奮作用があります。これらが必要に応じて拮抗的に働く事で、脳内の神経
伝達物質の働きのバランスをとり合って、脳内環境を守っています。
脳内環境を守る必要から、興奮を沈めるためにはドーパミンの量を一時的に減ら
す事でバランスをとる必要があるのです。

脳内のドーパミンの役割の第一は、まず「快感」や「やる気」に大きな影響力を与え
ます。また学習能力、記憶力、身体運動機能と言った部分にも影響を与えます。
故にドーパミンが不足すると脳機能が抑制的になり、アルツハイマー型の認知症
症状のような覇気の消失と、記憶障害、運動機能障害等が生じるのです。

薬の副作用以外で、ドーパミンが減少して、体から不足する原因の多くは、強い精
神的なストレスを受ける事です。元々この物質は快感により意欲を生み出し、ストレ
スを打ち消す作用があります。しかしまったく反対の性質のストレスが強く加わると、
ドーパミンが減少して不足する原因となるのです。

逆にこれが興奮的に働くと所謂、躁状態の様な異常な興奮と頭に血が上り、脳内
に熱をこもらせ、脳温と脳圧の上昇を生起します。脳温の上昇は、すべての生命維持
機構への指令を乱し、この持続は死に至らしめることにつながり、脳圧の上昇は脳の
血管障害(脳溢血、くも膜下出血、脳梗塞)を引き起こし、生命に危険が及びます。
故にドーパミンを減らして脳の興奮状態を下げ、脳温と脳圧の上昇を回避する対応を
とっているのです。


『精神的ストレスが体に及ぼす影響ーーー脳温上昇の機序』

ドーパミンは上記の機序で減少しますが、それ以上に精神的なストレスの持続は、
脳だけでなく、人体内の様々な重要な臓器に致命的な影響を与えます。特に肝臓
(胆嚢を含む)に機能低下をもたらし、脳内ホルモンや神経伝達物質の生成と分解
作用を低下させます。さらに脳に虚血を生む最大要因となり、ドーパミンの過不足を
含む脳内環境全体を乱す大きな要因となるのです。

また肝臓胆嚢機能低下は心臓機能にも影響し、全身の血液の循環・配分・質の乱れ
の要因となり、脳の虚血を生起させます。脳に血液不足が起きると、少ない血液を
早く脳内に循環させる必要から脳圧を上昇させて対応しますが、この持続は脳内に
熱をこもらせ、脳の中心に位置する別名“命の座”と言われる「脳幹」の作用を低下さ
せます。そして基本的生命維持機構(呼吸、心拍、体温、ホルモン、自律神経等)への
中枢指令も低下させ、すべての病気の起点となり要因となるのです。また、熱のこも
りからくる“脳温上昇”により、神経伝達物質や脳内ホルモンの分泌やその作用を低
下させる大きな原因となるのです。さらに脳圧の上昇持続は、脳血管障害を引き起こ
し、命に関わる重大事態となります。


『命を守る対応を優先する必要からドーパミン減少は起きている』

これを回避するためには、脳に興奮的に作用するドーパミンの分泌を減少せざる
を得ないのです。命を守る事を優先するために、一時的に脳の機能に影響が出て
もドーパミンを減少させてでも命を守る選択を取らざるを得ないのです。体のとる
対応の優先順位に間違いはありません。

故にこの様な機序を考慮せず、単にドーパミンが不足しているからドーパミンを投
与するという対症療法は、効果が上がらないばかりか、脳温を上げ脳血管障害のリ
スクを高め、また脳内物質の外部投与が脳波を乱し、症状を悪化させ 、さらに次な
る対応を迫られ、より重篤な病へと進行させていくことになるのです。

脳の虚血を補う対応として発生させている手足の震戦を薬で止める処置は、脳の
虚血を益々助長し、脳温を上げ脳血管障害のリスクを高めます。当然薬で止めようと
しても、体は命を守る事を優先するために、この震戦は止める事は不可能なのです。
以上がドーパミン減少と手足の震戦の根拠と機序になります。


『どう対処すれば良いか』

パーキンソン病やパーキンソン症候群の4大兆候とドーパミン減少の根拠と機序が
明らかになれば、どう対処すべきかは答えは出てきます。
パーキンソン病やパーキンソン症候群は、単に脳だけの問題ではなく、ましてや脳
内の神経伝達物質の一つであるドーパミンという物質の不足という単純な問題では
ありません。これまで解説してきたように、脳全体の環境と体全体との関連を含め
た対処が必要になります。

パーキンソン病、パーキンソン症候群は認知症も含めてその根源は、脳内環境
の悪化であり、脳内の生命活動の低下であります。その最大要因となるのが脳の
虚血(血液不足)と脳脊髄液の還流低下にあります。また生命物質としての血液の
循環・配分・質(赤血球の連鎖と変形)の乱れが問題になります(認知症に関しての
詳細は、HP院長日記、認知症の本質の項を参照)。

さらに生命の仕組み(物質、エネルギー、情報の三態)に照らしてみて、物質だけの
問題ではなく、脳内の電気エネルギーの低下と磁気情報の受容、伝達、処理、反応
能力の低下が関与しています。さらに言えば、その背景には、全ての病気の根源と
なるその人自身の生命力や免疫力の低下が存在しています。


『脳の虚血と脳温上昇がすべての根源』

つまりパーキンソン病、パーキンソン症候群、認知症を回復に向かわせるために
は、脳内環境と脳内の生命活動の主役となり、脳のすべての生理機能を支えてい
る脳の血液供給を如何に正常に保つかにかかっています。脳の虚血を如何に補え
るかが命題になっていくのです。

例えばアルツハイマー型認知症は脳に血液が集らないために脳が養えず、脳の容
量を小さくせざるを得ない事で発生しています。実はパーキンソン病の根源もここに
あるのです。そしてもうひとつの大きな要因が“脳温”(脳内温度)の上昇になります。
特に脳幹部の熱の上昇は脳内の神経伝達物質、脳内ホルモンの分泌を乱す最大
の要因となるのです。これも脳の虚血が大元にあります。

これを解決するためには全身の血液の循環・配分・質の乱れを元に戻すことが不
可欠になります。そのためには、新鮮な血液を増産し、全身の血液の循環・配分・
質の乱れに関与する内臓の肝臓、胆嚢、心臓の機能低下を回復させる必要があり
ます。

心臓のポンプ力の低下は、直ちに脳への血液供給を低下させ、人体最大の中身
のつまった血の固まりのような臓器である肝臓に充血が起これば体全体の血液配
分を乱し、脳の虚血を引き起こします。さらに胆汁の分泌不足は血液の温度を上げ
熱変性により、赤血球の連鎖(ドロドロでベタベタ)を生みます。これが全身の毛細
血管の流れを遅くし、脳の虚血を生む要因となるのです。


『日本伝承医学の治療が有効な理由』

その全てを理想的に達成できるのが日本伝承医学の治療法になります。世界で唯
一骨髄機能を発現できる日本伝承医学の治療法は、骨に電気を発生させ、骨伝導
を介して全骨格に伝える事で、脳を含む全身の電気エネルギーと磁気力を高める
ことができます。そして骨髄のもつ造血と細胞新生を活発にし、新鮮な血液を増産
させると同時に免疫力を高め、細胞新生により低下した生命力を回復させます。
人体の電気・磁気力が高まると、脳脊髄液の流れも回復します。

内臓的には“肝心要”(かんじんかなめ)となる肝臓、胆嚢、心臓機能を回復させる事
を目的に技術が構築されています。また家庭療法として進める頭と肝胆冷却法は、
脳内の熱と脳圧の上昇を除去します。その理想的な方法が「頭寒足熱法」(ずかん
そくねつほう)です。
頭に氷枕をあて、足に湯たんぽをあてることで、脳温、脳圧上昇を防ぐことができ
ます。また、両首にアイスバッグをあて脳温を下げる方法は著効を示します。そして
肝胆冷却法は肝臓胆嚢機能を回復させます。

以上の総合的なとり組みにより、パーキンソン病、パーキンソン症候群、認知症の
根源となる脳の虚血を改善させ、エネルギーとしての電気、情報としての磁気力を
回復させることができます。生命活動の仕組みとなる物質、エネルギー、情報の三
態全てに作用して脳内環境を整えていきます。これにより脳内の神経伝達物質ドー
パミンの過不足を解消する事ができます。