皮膚病の本質をしっかりと認識しなければ重篤な病に移
行することを肝に銘じて頂きたいと思います。
皮膚疾患の中で、イボ、魚の目の類は身体の警告身体の
サイン的意味合いを持ち、身体の異変を知らせる大切なサ
インという認識が必要です。また顔にできるイボ状の皮膚
病は取り去ってはいけません。昔から“顔のイボはいじる
な”という格言どおり、自然に消滅させることが大切です。
生命体は皮膚に無駄なこと、意味のないものは作りません。
何かを知らせる重要なサインとして受け止めることが、大
切です。後天的にできるしみ、ほくろ、赤ぼくろ等も内部
の異常を知らせる重要なサインになります。皮膚は内部の
鏡であり、すべての皮膚疾患は、内部の熱と毒素を排出す
る対応手段であるというとらえ方が必要です。