肝臓機能が減退し、肝臓の解毒作用が低下してくると、
初期段階でよく背部に湿疹が出たり、化膿性のにきびに似
た湿疹やぶつぶつが発生します。これは肝臓で解毒できな
い毒素を皮膚上からすてるために発生しています。故に薬
物で消そうとしてもなかなか根治できません。水虫という
皮膚病も同様で水虫菌を殺す薬を投与しても、またすぐに
再発してしまいます。これも身体の余分な熱や水分、毒素
を排出している対応手段であります。水虫を不適切な処置
で消滅した場合、治ったと喜ぶのは早合点で、次の段階の
熱や毒素をすてる対応に移行したと考えられます。
 水虫は出なくなったが、内部に腫瘍ができてしまったと
いう例はよく見受けられます。
 

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