自己良能にまさる薬なし
私たちの体に生じる症状はすべて、最後まで与えられた
命を守ろうとしている正への対応の姿になります。風邪
や発熱を一方的に悪い反応としてとらえるのではなく、
体が懸命に生命力、免疫力を高めている姿であるという
認識をもつことが大切です。
『日にちがたてば時間の経過と共に、体は必ず元に戻っ
ていきます。具合が悪くなったときには、体をゆっくり
休め、静かに横たわり、充分な休暇をとることが、いち
ばんの薬になります。』
日本にはこのような「日ぐすり」ということばが伝え
残されています。古来から継承され続けてきた英知を、
今一度、見直していきたいものです。