風邪の正しい対処方法

風邪による発熱のピークは長くてだいたい3日間になり
ます。この3日間の過ごし方によって健康度を増し、免
疫力を強化することができます。

@ 解熱剤を使用しないで、氷による冷却法を実践する。
後頭部、前頭部の冷却を行なう。寝ている間中、氷枕で
頭部を冷やしてあげる。熱が下がりにくい場合は、わき
の下や足のつけ根の部分(そけい部)を冷却する。

A 足部を湯たんぽで温める(電気あんか等は皮膚を乾
燥させ静電気を発生し、体の電気の流れを停滞させるた
め避ける)

頭寒足熱(ずかんそくねつ)により、血液の循環が促進さ
れ、熱による脱水症状が回避できる。脱水症状はただ水を
飲めばいいのではなく、血液の循環を高めることで防ぐこ
とができる。そのためには足部を温め、頭を冷やすという
対処が大事である。

B 断食を行なう(水は飲んでも良い)。病巣である肺や
気管支を早く回復させるためには血液を多く導入しなくて
はならない。しかし食事をとってしまうと消化器を働かせ
るために胃や腸に血液をとられてしまい、肺や気管支に送
る血液量が不足するので回復を妨げる。

C 必ず横たわる。体を起こしておくのと横たわるのでは、
血液の循環に大きく関わる。人は横たわることで、血液の
循環を
助けることができる。

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