場の環境について


  私たちをとりまく空間、とりわけ地球上ではいわずと知れた“空気”が存
在し、その他に電気、磁気、微量の放射線等が存在しています。
そしてもうひとつ忘れてはならないのが1Gといい表している“重力”です。
つまり、地球上では、大気場(空気場)、電場、磁場、重力場が私たちの
空間をとりまいています。
  一方で私たちの現代生活には、自然界にはなかった電気や磁気が存
在していますが、電気器具、医療機器などから放出されるこのような人為
的な電波、磁波は生理機能に影響を与えます。長時間身をさらすと健康
に害を及ぼすことになります。
イノチを存続させているものとは、天然における場の環境になります。


 私たちはこの目に見えない存在である、大気場、電場、磁場、重力場の
ことはつい忘れがちになります。しかし実は、この4つの“場”があって地
球上の生物は生存が可能になっているのです。これらは生存のための
“場の環境”と呼ぶべきものです。私たちの人体の外をとりまいている、こ
の“場の環境”があって、私たちはイノチを存続できるのです。
 具体的に例をあげてみますと、私たちの脳の中にあるホルモン中枢“松
果体”は、微弱な電位、および、磁力によって、その機能に変化が生起さ
れます。 つまり場の環境の微弱な変化が影響し、体内の電気レベル、磁
気レベルが低下すると松果体の機能は低下していきます。

 
 まとめてみますと、地球そのものも、とりまく外界の大気場、電場、磁場、
重力場という場の環境があって存在しています。そしてその地球上の生
物も、場の環境の中で生存が可能となり、その生物体内の細胞のひとつ
ひとつも、細胞内と細胞外の場の環境があって生存が可能となるのです。
  地球を離れて宇宙空間を見てみると、その空間を充たしているものは、
電磁波と放射線になります。大気場と重力場は普遍的には存在せず、広
大な宇宙空間をしめているものは、実は、電気、磁気といっても良いでし
ょう。 これは地球上の生物の生存にとっても、この目に見えない電場、磁
場が生存のための場の環境として必要とされていることを意味しています。   
 
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