≪食生活の見直し≫     

 

呼吸が苦しくならないためには、めまいが起きにくくするためには、脳障害
が起きないようにするためには、食生活から見直していかなければなりません。
生活習慣を正し、良くない習慣は改めていく必要があります。。

 

【食事時間の見直し】

 

朝食をとる時間は遅すぎてもいけません。朝は8時~9時位に食べるのが理想
です。朝が遅いとおなかがすいたという心理が働き、これがストレッサーに
なり肝臓が朝の時間に充血してしまっています。血液が肝臓にとられてしま
うため、心臓が血液をいち速く回そうとするため、朝からフル回転しなけれ
ばならなくなり、心機能に大きく負担をかけてしまいます。肺も心機能を高
めるため、肺を鼓舞させるため、急激に息苦しくなります。 

おやつは、シフォンケーキ、手作りホットケーキ、あずきを買ってきて自分
で煮る(日持ちがします)、和菓子、ヨーグルト、手作りプリンや手作りゼリー
(市販の素を使って簡単に作れます)、バナナ、フルーツ、羊羹、まんじゅう、
アイスクリームやシャーベット等

 

朝目が覚めたら朝食前にすぐ、「おめざ」を食べます(チョコレートや甘いも
の少量)、生野菜ジュースをすぐ作り飲みます。その後柿の葉茶を煎じます。
その後朝食の支度に入り9時から食べられるようにします。朝食の仕込みは
前の日に済ませるようにして、朝は手際よくすすめていきます。

 

性欲が年と共に衰退していくように、食欲も本来60歳を過ぎたら落ち着いて
いかなければなりません。それは体のためだからです。食欲がセーブできに
くいのは、異常食欲になってしまうのは、肝臓機能が低下し、ホルモンのバ
ランスがおかしくなっているからになります。脳からの司令が狂ってしまっ
ているのです。異常性欲も同じ原理になります。(年をとっても性欲が強す
ぎると、射精ばかりしていると心臓機能を低下させ脳いっ血や心不全等にな
りやすくなります)
 

 

【三大欲】

 

食欲・睡眠・性欲を三大欲というように、人が生きていく上でなくてはなら
ない大事な欲になります。年をとると食の欲が強くなりがちになります。
自分の好きなものを好きなだけ自由に食したくなります。好きな物を好きな
だけたべて、苦しくても、死期を早めても、家族に迷惑をかけてもそれで
いいというなら、それもひとつの生き方でしょう。しかし、苦しいのはいや
で、寿命まで生きたいと思うなら、食生活を見直していかなければなりません。
潜在下の心理、精神状態は食べたいのに、人から言われて従っているのは、
本意ではないのでかえってストレスになってしまいます。「またこういう同
じものばかり・・好きな物がたべたい、、、」と不平不満がでてしまうから
です。本当に体を治して、健康で穏やかに過ごしていきたいと願うなら、
本気で自助努力するしかないのです。

 

【食材の見直し】

 

一週間7日間で、たとえば鶏肉2、豚肉1、魚4というように肉週3~4
34と肉と魚をバランスよくふりわけていきます。牛肉は絶対だめなわけ
ではなく月12位なら大丈夫です。魚系は、あじ、さば、さんまの塩焼きや、
金目、子持ちがれい、アジの煮つけ、魚のホイル焼き(蒸し焼き)、白身魚
のムニエル、干物系など、魚の種類と調理法を工夫してみてください。カル
シウムが不足しているので丸ごと食べられる小魚系をとりいれていきます。
子持ちししゃもを焼く、玉ねぎ、にんじん、スライスとあえて小あじのマリ
ネをつくる(マリネは35日くらい保存できます)、小魚のみりん干し、
わかさぎのつくだにみたいな小魚のつくだに、シラス干し(大根おろしを
すりシラスおろしにする)等。大根おろしは消化を助ける酵素がたくさん
ふくまれているので週1回とりいれても良い位です。りんごは体によいので、
野菜ジュースの他に、りんごを切って(四分の一位)毎日午前中かおやつの
時間にとり入れていきます。夕方や夜はとらないようにします。