心臓熱
心臓熱は心臓に熱がこもる症状を言います。心臓に熱がこもる
と脳が興奮状態になり、突然のひどい頭痛、嘔吐、鼻血、口内炎、
水下痢等が発症します。
朝晩の寒暖差がある季節は自律神経のバランスが乱れるので特
に心臓に熱がこもりやすくなります。人間は8度以上の寒暖差が
あると自律神経が乱れる生き物になります。自律神経は呼吸・
心拍・脈・体温・血圧・胃腸機能・脳圧・精神状態等、私たち
の体の機能の全てを調整している最重要の神経になります。
自律神経が乱れると心拍の調整がうまくできなくなるので心臓
がフル稼働になり熱を帯びてしまいます。体の臓器は熱や炎症
に非常に弱く、熱をおびると機能低下するようにできています。
心臓熱は東洋医学では心熱(しんねつ)や心火(しんか)という
概念で捉えています。心熱は自律神経を乱し、頭痛、動悸、めま
い、心臓部の重苦しさ、息苦しさ、鼻血、嘔吐、水下痢、舌の穴
(口内炎)等を生じさせます。どの症状も激しく出るのでかなり
具合が悪くなります。
心臓熱の症状が出たら、まず静養してください。無理をしてし
まうと悪化します。横になる時間をできるだけ多くとるようにし
ます。速やかに心臓の熱を除去するためには、アイスバッグで
の冷却は必須です。胸の真上(胸骨部)の冷却、背部から心臓の
裏側からの冷却を行ないます。脳の中枢部に熱がこもっている
ので、後頭部、首筋、ひたいの冷却も行ないます。
心臓熱は忙しくて体が弱って極限まできているサインになりま
す。人間の体は、心(気持ち)より体の症状の方が正直に出ます。
意欲があってまだ大丈夫と思っていても体が限界にきていると
いうことです。自身の体に静養を与えてあげてください。
具合が悪いときは次の受診日を待たないで電話をして下さい。
途中で診ていくようにします。