◇れんぎょう茶

れんぎょうには強い抗菌作用があり、熱性疾患や化膿性疾患の重要な生薬として
用いられてきました。免疫力を上げる働きがあることから、様々な病気から体を
守ってくれる薬草として知られています。

      ≪れんぎょうのチカラ≫・・・解毒・排膿・鎮痛作用
                    動悸・息切れ・めまい
                    肩こり・更年期障害・むくみ
                    骨粗しょう症・前立腺肥大

れんぎょうは3月に咲き始め鮮やかな黄色い花が春の訪れを知らせてくれること
から『迎春花』や『春告花』とも呼ばれています。若枝は長く伸び、垂れた枝が
地面に根付き新しい株を増やすことから生命力が強い植物とされています。

◇月見草茶

月見草茶には体の免疫力や新陳代謝を促進する働きがあり、古来から薬効の植物
として生活にとり入れられてきました。女性ホルモンのバランスを整えることから、
婦人科疾患に著効を示します。

      ≪月見草のチカラ≫・・・生理痛の緩和・月経前症候群
                  腹痛・腰痛・頭痛
                  だるさ・疲れ・冷え性
                  更年期障害・不眠症

月見草(つきみそう)は春から夏にかけて黄色いかれんな花を咲かせてくれます。
夕暮れ時に開花し、月に照らされるように咲くことから、月見草と名付けられま
した。

◇なたまめ茶

なたまめ(刀豆)はぐんぐん成長して刀(かたな)のような大きな豆ができること
から、民話『ジャックと豆の木』の豆の木のモデルと言われています。生命力が
とても強く縁起が良い植物になります。

      ≪なたまめのチカラ≫・・・にきび・湿疹・皮膚炎
                   口内炎・歯周病
                   副鼻腔炎・蓄膿症・鼻炎
                   花粉症・腎機能改善

(うみ)をとってくれるので「膿とり豆」とも呼ばれ、生薬として用いられて
きました。なたまめのツルは上に伸びてまた戻ってくるので、旅立ちの時に無事
を祈ってなたまめの種を旅人に渡したという言い伝えが残っています。