乳製品が体によくない理由

 牛乳やヨーグルト等の乳製品は、健康に良いという誤った認
識があります。
しかし日本人は乳製品のたんぱく質を分解する
力がもともと弱く、良かれと思って毎日摂取することで却って
体に負担がかかってしまうということを覚えておきましょう。
 冬の北欧は太陽がほとんど昇らず骨を強くするビタミンD
体内で合成できなくなります。この環境では生き抜くことがで
きないため、家畜の乳からビタミンDやカルシウムを摂取して
きました。乳製品が生死を分ける分岐点になっていたのです。
 明治時代から日本人は欧米人のまねをするようになり、乳製
品をとる食養がなされました。成長期の子どもは骨が成長する
時期なので毎日摂取してもいいのですが、骨の形成が完成され
た日本人の成人は乳製品のたんぱく質を分解する酵素がないの
で毎日摂取することで体に負担がかかり不調を招く結果となり
ます。未消化のたんぱく質(カゼイン)が腸の環境(=脳の環境)
を悪化させるのです。
 無糖や乳脂肪が入っていないヨーグルトは余計に良くありま
せん。なぜなら糖質が脳を養うので無糖の食生活では脳が養わ
れないからです。脳が養われないと正常な神経伝達物質が廻ら
なくなるので精神状態が悪くなります。情緒不安やマイナス思
考に陥ったり睡眠障害(多夢・寝言・夢遊病等)が起こります。
 乳脂肪は脳のエネルギー源なので、控えてしまうと脳がエネ
ルギー不足になり、抗ストレスホルモンを分泌できなくなって
しまいます。自律神経のバランスが乱れ精神状態がますます不
安定になります。

 大人の乳製品の適量は週に1~2回くらいが望ましく、ヨーグ
ルトは普通の加糖、乳脂肪入のものが良いということになります。

 糖質や油分を控えすぎた人が骨がもろくなるという根拠が
昨今立証され始めてきました。日本には昔から「糖は脳を養い、
ナトリウム(塩分)は心臓を動かす」という言葉があります。
先人たちの英知に耳を傾け、認識をあらたに健康維持にとり組
んでいきたいものです。