足の骨に発生させた電気と情報(圧)を瞬時に、骨の持つ
感覚器と伝達系の作用で全身に波及させていきます。また
人体の一方の極である足に電気を発生させるということは、
人体の両極に電位差を生じさせることでもあり、電気の流
れを瞬時にして生起させることができます。
“人体は電気仕掛けのロボット”とも例えられ、電気の流
れが起これば血液の循環も瞬時に達成されるのです。さら
に骨に電気と情報を与えることで、骨の中の骨髄に機能発
現のスイッチを入れ、骨芽細胞を新生させ、造血幹細胞を
活性化させることができます(造血幹細胞は人体すべての
細胞の母体となる細胞になります)。
 また心臓調整法は、直接的に左上胸部の第3、第4、第5
肋骨の可動制限を改善し、心臓ポンプの圧迫を除去するこ
とができます。さらにこの技術は、脳内の血液の上げ下げ
をコントロールしている僧帽筋の緊張をゆるめ、脳内の血
液の循環・配分を瞬時に変えることもできます。

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