マスチゲンの効能

 マスチゲンは、貧血を改善する第2類医薬品になります。含有成分
は鉄分の吸収力を高めるレモン約3個分のビタミンC、血管壁を守る
ビタミンE、赤血球を造るビタミン12や葉酸(ようさん)、カルシウム
等を配合しています。貧血によるめまい・立ちくらみ・動悸・息切れ・
疲労、倦怠感等を改善していきます。

一日1(50ml)2週間位服用します。貧血が改善され、目の下まぶ
たの裏側が白色からピンク色になってくるのを目安とします。貧血時
には唇(くちびる)の色や歯ぐきも白っぽくなっています。生理時の
頭痛や嘔吐、立ちくらみ、下腹部痛等の生理痛がひどい時は1週間位
服用します。

マスチゲンは錠剤もありますが、液状の方が胃腸に負担がかからな
いので、液状タイプのものをおすすめします。


【貧血とは】

貧血とは、血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンの量が少なくな
った時の状態を言います(ヘモグロビンの濃度が減少した状態)。ヘモ
グロビンは全身に酸素を運ぶ重要な働きをしています。このヘモグロ
ビンの量が少なくなってくると充分に酸素を供給できなくなり、めま
いや立ちくらみ、動悸、頭痛等の様々な症状を引き起こしてきます。
体が低酸素状態になるため、ふわっとしたりボーっとした感じ、無気
力、もの忘れや記憶障害も発症していきます。

貧血ぎみになると造血力が低下していくため、脳内出血や脳梗塞等の
脳障害も起きやすくなります。血液の質も低下し、ドロドロでべたべ
たになっていきます。

本来は鉄分やビタミン、カルシウム等の栄養素は食事で自然に摂取
していくことが望ましいのですが、食材からだけでは補給が間に合わ
ない時には、マスチゲンのような成分を摂取していくことも必要な場
合があります。マスチゲンはずっと飲み続けるのではなく、症状が出
ている時だけ服用するようにします。


【食生活で気をつけること】

小松菜やほうれん草のおひたし、春菊、レバー、海草類(わかめ・
のり)、小魚(ひじき・しらす干し・わかさぎ・ししゃも等)、肉類
(鶏肉が良い・豚肉は時々・牛肉は摂取しなくてもいい)、赤身の
お刺身等を意識して日常生活にとり入れていくようにします。卵や
チーズ、乳製品等はとりすぎても良くないので週23回位を目安にし
ていきます。

「ナトリウムは心臓を養い、糖(とう)は脳を養う」と言われます。
つまり塩分や糖質は控えすぎてもよくありません。日本人は古来より
料理には「さしすせそ」(砂糖・塩・酢・しょうゆ・味噌)が大事と
言われてきました。適度な塩分や糖分が体に良い事を知っていたのです。


【日本伝承医学の治療がなぜ有効か】

 日本伝承医学は日本に古来より伝承されてきた手技療法になります。
骨の特性である圧電作用と骨伝導を用い、ゆり・ふり・たたきの圧や
振動(ヒビキ)を加えて骨髄機能を発現させ、免疫力と生命力を高めて
いきます。骨髄の中にある全細胞の母体である造血幹細胞にスイッチ
を入れることができるので、造血力と細胞新生力を高めていく事がで
きます。

 貧血による生理痛、めまいや立ちくらみ、動悸、息切れのみならず、
脳梗塞や脳内出血、認知症等にも著効を示します。