心臓部の冷却法

 胸苦しさ、息苦しさ、動悸等、心臓病の前駆症
状のある場合には心臓部を冷却します。胸部は、
胸骨を中心に仰臥位でアイスバッグをあて、気も
ちの良い場所を選んで冷やします。背部から冷却
する場合は、左肩甲骨と脊柱との間を使用します。
横になって冷却する場合は枕型タイプのアイスバッ
グに小粒の氷を敷きこんで背中にあてて使用し
ます(20分以上~長時間)。冷却によって血のめぐ
りが良くなり、息苦しさが緩和されていくので、
それを目安に行なってください。