アイスバッグによる局所冷却法

氷を入れて使います(水は入れません)。発熱時
や頭が痛いときにおでこにあてたり、疲れたり具
合が悪いときの肝臓冷却法の時にも使用します。
体が不調なとき、必ず内部に熱を発生しています。
この熱を体外へ速やかに排出させてあげることが
大切です。
　寒い場合には部屋をよく暖めて短時間から始め
てみます。15～20分の局所冷却を行なうことによ
って、機能低下、器質変化した組織は炎症がおさ
まり、循環をとり戻し体の機能を回復していきま
す。また就寝時に、疲れて充血している肝臓と頭
を冷却すると、とどこおっていた血のめぐりがよ
みがえり、痛みやだるさなどの症状が緩和されて
いきます。アイスバッグでの局所冷却法は誰もが
できる家庭療法のひとつになります。