なぜ日本伝承医学の技術で血圧を良い状態にできるのか

 私たち人間には、最後の最後まで自らの命を守り抜くように人智を
超えた生へのプログラムが施されています。幾重にも命を守るための
対応システムが備わっているのです。体の健康状態に合わせて、血圧
を高くしたり低くしたりして、そのときの状態に一番良い体の生理機
能を維持してくれています。体の生理機能を円滑に営むためには、血
液の循環と配分が大切です。
そして血液を滞りなく流し循環させていくためには、体に電気の流れ
を作ることが必要です。
 日本伝承医学の技術は、骨に圧をかけることで電気を発生させ人体
の電気レベルを高めることを主目的としています。
三指半操法は、体の一方の極である足の骨に電気を発生させ、足のポ
ンプ機構を働かせ、血液を上方に循環させていきます。もう一方の極
である頭と足との間に電位差を作り、電気の流れを作っていきます。
リモコン操法では足の中足骨に圧を加え、瞬時に頚部、頭部の血液の
循環を変えていきます。
この二つの操法で、全身の電気レベルを高め、人体に電気の流れを作
ります。そして心臓調整法で、頭部及び全身の血液の循環を整えてい
きます。
人体の電気レベルが高まり、電気の流れが改善されれば、血液は滞り
なく流れるようになります。血液の流れが正常になれば、体は血液を
流す力を高めなくても、すなわち高血圧にならなくても、血液を円滑
に循環させていくことができます。
日本伝承医学の技術は、薬を用いることなく体を自然良能に導き、そ
の人にとって最も良い健康状態に向かわせることができる技術となり
ます。


                           平成16年11月17日
                           日本伝承医学研究所
                           有本政治 

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