介護医療院等の施設についての説明
 

【特別養護老人ホーム(特老)

要介護の高齢者の日常生活の支援を基本とする介護施設になります。終身で入居
できる場合が多く、入居一時金もなく、料金の負担が少ないことが特徴になるため、
なかなか空きがありません。65歳以上、要介護認定3以上の方に入所資格があり
ます。4064歳の方でも、16種の特定疾病のある要介護3以上の方であれば入所
対象になります。
 
【介護老人保健施設(老健)

要介護者が在宅で日常生活を送れるようにするために介護、リハビリ、生活支援
サービス等を提供する施設になります。65歳以上、要介護認定1以上の方に入所
資格があります。4064歳の方でも、16種の特定疾病のある要介護3以上の方で
あれば入所対象になります。入所期間は3か月間位になります。

【介護医療院】

長期的な医療、介護が必要な方に対しての日常的ケアと医療の両方を提供する
高齢者のための施設になります。2018年に新設された制度になります。65歳以上、
要介護認定1以上の方に
入所資格があります。4064歳の方でも、16種の特定
疾病による要介護認定を受けていれば入所対象になります。長期入居可能です。
月額利用料は
1020万円位で施設により異なります。

【民間の施設】

民間の施設にはサービス付高齢者向け住宅(サ高住)と有料老人ホームがあります。
サ高住は主に賃貸契約になります。安否確認と生活相談サービスが備わった
バリアフリーの賃貸住宅といえます。有料老人ホームは入居金、入居一時金等が
あり月額使用料は高額になります。料金は施設毎に差があり異なります。

()16種の特定疾病とは、介護保険施行令第2条で定められた以下の16種類の
  病気のことを言います。

末期がん・関節リウマチ・筋委縮性側索硬化症(ALS)・後縦靭帯骨化症・骨折を
伴う骨粗しょう症・初老期における認知症(アルツハイマー病、脳血管性認知症等)
進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病・脊髄小脳変性症・
脊柱管狭窄症・早老症・多系統萎縮症・糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び
糖尿病性網膜症・脳血管障害(脳出血、脳梗塞等)・閉塞性動脈硬化症・
慢性閉塞性肺疾患(肺気腫、慢性気管支炎等)・両側の膝関節または股関節に
著しい変形を伴う変形性関節症


                         発行:日本伝承医学リハビリテーション科

※リハビリテーションでは日本伝承医学パーソナルトレーナーによる、病院・施設
やホームでのリハビリ、ストレッチ、日本伝承医学の施術、家庭療法等の訪問指導
を行なっています。機能低下した状態を改善し身体的にも精神的にも、健やかに
過ごして頂けるよう努めていきます。全予約制になりますので希望の方は事前に
御相談下さい。