日本伝承医学とはどういう治療法なのか 
                 2022.8.22.有本政治 

 

日本伝承医学は、骨の特性である「圧電作用」と「骨伝導」を
応用して、人体の骨にゆり・ふり・たたきの振動(ひびき)や圧
を加え骨髄機能を発現させ、免疫力と生命力を高めていく手技
療法になります(器具や機械は使用しません)。骨髄機能が発現
することで「造血」と「細胞新生」が活発になり、低下した
免疫力(造血力)と生命力(細胞新生力)を高めることができます。

【圧電作用】骨には圧や振動、ヒビキが加わると微弱な電気を発生する
  性質があります。発生した電気はエネルギーとなり骨伝導を介し
  全身の骨に瞬時に伝わり、骨の中の骨髄機能を発現させます。
【骨伝導】骨伝導は神経伝達と同様の伝達系で人体中最大最速の伝達力
 があります。骨伝導により神経系・血管系・リンパ系の流れが整い、
 血液の循環・配分・質の乱れが改善されます。   

病気の根底には、免疫力や生命力の低下があります。病気や症状
を改善するためには、骨髄機能を発現させ低下した免疫力と生命
力を高めることが必要になります。これを基として病気の直接的
要因となる全身の血液の「循環・配分・質」の乱れを改善してい
けば、どのような病気や症状も回復に向かわせることができます。
これを達成することができる技法が、日本伝承医学の治療技術と
なります。