肝臓と脳という人体内で中身のつまった二大臓器に充血、
熱の発生が生起されると全身の血流の循環と配分を大きく
乱し、ついには血液の質の低下にまで発展していきます。
命の元となる血液の「循環・配分・質」の乱れは全身的な
症状を作り出し、あらゆる病気へと進行していきます。
 腰痛から肩こり、頭痛、めまいは言うに及ばず、ぜんそ
く、アトピー、花粉症といったアレルギー疾患、目、耳、
鼻の疾患、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、脳出血、リウマチ
等病気や症状のすべては、精神的ストレスに起因して、肝
臓と脳の充血、熱の発生から生起しています。
 この根拠と機序を充分に理解し、氷を使った「局所冷却
法」の重要性を認識することが、健康回復への一歩となる
ことを肝に銘じていただきたいと思います。人が行動を起
こすのは、正しく認識し、その価値を見出してこそ実行で
きるものです。局所冷却はだれもが家庭で簡単にできる家
庭療法になります。「自らの健康は自らで守る」という意
識を持って毎日実践していただきたいと思います。
 
まとめ 肝臓と脳の重要性を認識し、
    氷冷却法の意味を知る