人はストレスを受けると具合が悪くなる
人間はストレスを受けると自律神経のバランスがくずれて具
合が悪くなります。治療後に肝臓の充血と胆のうの腫れがとれ
ても、帰宅後にストレスを受けてしまうと一瞬で肝臓は充血し
てしまいます。
自律神経は血圧(血液を流す力)をこまかく調整しています。
ストレスを受けるとこの調整ができなくなるので脳への血流が
阻害されます。これを「脳の虚血」(血液不足)と言います。
脳が虚血(きょけつ)になると内耳の血流が悪くなりめまい等
が起きやすくなります。寝ている時、横になっている時にぐる
ぐる天井がまわるような感じや、起きている時にふあっとする
感じ、ふあふあする感じ、立ちくらみ、耳鳴りや耳閉感、体に
力がうまく入らない、しびれやけいれん、麻痺等が起きます。
こうした症状は肝臓の充血、炎症により脳が虚血になること
で生じます。
改善するためには要因となるストレスを軽減しなければなりま
せん。家庭療法としては肝臓と頭部(後頭部、ひたい、首すじ)
の局所冷却を毎日行ないます。水の摂取が足りなくなると脳
への血流が阻害されるので、一日に1.5~2リットルの水を飲
む習慣をつけます。治療は血液の再生周期に合わせて2週間に
一度のペースですすめていきます。
★体に良くないストレスとは・・・
ストレスには心理的ストレスと身体的ストレスがあります。
身体的ストレスは体にかかる負担なので、休日や睡眠時間を
増やせば回避できますが心理的ストレスは、いくら休養して
も根源となる問題が解決しなければなかなか改善できません。
特に家庭内に問題がある場合は難儀です。話してわかるような
相手なら、理解してくれる相手ならストレスに感じることは
ないからです。ストレスを減らすためには、相手のことをこ
ういう人だとわりきるようにすることです。わりきるという
ことは、自分ではどうにもならない部分を受け入れて、必要
以上に考えすぎないようにする姿勢のことを言います。どれ
だけ自分がわりきっていけるか、達観できるかでストレスは
軽減できます。
※達観とは、事象にのまれないで、物事を一歩引いた高い視
点から見て、感情に振りまわされないで、感情にのまれない
で受け止めることを言います。