普通の手段で体内の熱と毒素をすてられなくなった人体
は、非常対応手段として皮膚にアトピー性の皮膚炎を発生
させることで熱と毒素を体外に排出し、命を守る方向に働
くのです。これがアトピーの本体であります。
学生時代まではアトピーが出なかった人が社会に出て働く
ようになった途端に発生するというケースがよくあります
が、これは前述してありますように、精神的ストレスによ
る肝臓機能減退が引き金となっているのです。また幼少期
より両親の愛情不足あるいは家庭不和、強権的なしつけ、
劣等感等の、精神的な抑うつが強度のストレスとして作用
した場合、アトピー性皮膚炎として発生させ、内熱を排出
させていくケースも多々見受けられます。

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