病気や様々な症状の背景には、肝臓の充血と脳幹部(脳の中枢部)
の熱のこもりがあげられます。

 疲れや心労が続くと肝臓が充血して、全身の血液の配分が乱れ、
脳に血不足の虚血状態が起こります。この血不足をなんとか回避し
ようと、脳は内圧(脳圧)を一気に高めて、血液の循環を確保します。
脳圧が高くなると、脳幹部に熱がこもるため、脳幹の制御機能が崩
れ、自律神経中枢やホルモン中枢を乱し、動悸、不整脈、頭痛、め
まい、精神不安、生理不順等の様々な症状を引き起こしていきます。

 日本伝承医学が推奨している肝臓と頭部の氷冷却は、肝臓と脳幹
部の熱を速やかに除去して、血液の配分・循環・質を整え、症状を
改善していくことができます。

 脳幹は全脳神経を支配し、生命を維持していく上で最も重要な場所
になります。後頭部、首すじ、額、 頭頂部と、そのときの感覚や症状に
よって冷やす箇所は異なりますので、自分で気持ちよいと感じる所に
アイスバッグをあてて、冷却してください。詳細は「局所冷却の効用」
に記載。冷却法の冊子は配布していますのでお申し出ください。
尚、初診時にはアイスバッグ(1300円)と氷枕(2400円)を購入して
頂いております。

 臨床中のため、御予約、御相談等は火・木の午後7時〜8時、
火〜土の午前8時20分〜8時40分となります。
緊急時はFAXか電話でお願いします。

 日本伝承医学の治療は約15分の手技療法となります。
(女性のかたはズボン着用)予約時間の5分前に御来院ください。
臨床中のため、あまり早く来すぎない様お願いいたします。
遅れてしまうと次の方の予約時間と重なるため、受診できなくな
りますので気をつけてください。